大寒の終わりにあたる節分は、冬から春へと季節が切り替わる節目の日です。
この日は、邪気の象徴である鬼が家に入り込むとされ、それを追い払うために、「豆まき」をして厄払いをする慣わしがあります。
私自身も、子どものころに豆をまいたり、鬼のお面をかぶったりしたのが、楽しい思い出として残っています。
大人になるにつれ、こうした伝統行事とは疎遠になりがちですが、改めてそのルーツを調べてみると、節分は中国の春節(旧正月)に由来する邪気払いの儀式が日本に伝わり、時代とともに形を変えて今のような風習として定着したそうです。
本記事では、そんな節分と春節――二つの行事にちなんだシルバニアサイズのコスチュームをご紹介します。
お正月飾りに続く季節のしつらいとして、ぜひおうちに飾って楽しんでみてください。
🎭 節分のニコニコ赤鬼・青鬼コスチュームセット
節分の日を楽しく演出できる、赤鬼と青鬼の着せ替えセットです。
保育園の先生が節分の日に鬼になりきっているような、楽しい雰囲気をイメージして製作しました。
豆升などの小物と一緒に飾るだけでも、ぐっと節分らしい雰囲気に。
また江戸時代の武士の礼服、裃を着た福助さん並べれば、本格的な豆まきの演出が楽しめそうです!
こちらもおすすめ
おうちの福の神・福助カワウソさん

ところで、私たちがよく目にする「ツノ」と「虎柄のパンツ」を身につけた鬼の姿は、鬼が住むとされる“鬼門”に由来しているそうです。
この方角が丑寅にあたるため、鬼は“牛の角”と“虎の模様”を身にまとう姿で描かれるようになったといわれています。
また、豆まきには家に入り込む邪気とともに、心に宿る煩悩を祓う意味が込められているんだとか。
なかでも赤鬼は「尽きることのない欲望」、青鬼は「怒りや恨み、憎しみなどの心」を象徴しているといわれています。
ぜひ、鬼に見立てたシルバニアさんと一緒に、邪気を払いながら福を招く節分飾りを楽しんでみてください。
🥟 パンダさんのおめかしチャイナ服
パンダさんがちょっぴりおめかししてお出かけできる、かわいいチャイナ服です。
カンフーや太極拳の衣装を思わせる動きやすいズボンスタイルにお団子飾りを合わせて、愛らしい雰囲気に仕上げました。
春節のお祝いはもちろん、中華をテーマにした飾りや撮影にもぴったりです。
ぜひパンダさんが主役になれる特別な一着で、華やかなチャイナテイストの世界を楽しんでみてください。
🦊 お稲荷さんで事始め
立春を過ぎた2月最初の午の日は、いなり寿司を食べると縁起が良いとされていることから、最近は初午の日が近づくと、お揚げを炊いて、いなり寿司の準備をします。
我が家のいなり寿司は、俵形でも三角形でもなく、ちょっと変わったクロワッサンのような形をしています。
手早く酢飯を詰められるようにと母が考えた包み方で、子供のころは「どうしてこんな形なんだろう?」と不思議に思ったものです。
そんな私も今では、型にとらわれない母の発想を受け継ぐように、同じ形で作っているのだから、思わず笑ってしまいます。

毎年、節分や事始めと前後してやってくる初午の日。
恵方巻きもいいけれど、少し気分を変えて、いなり寿司で一年の健康を願ってみるのもおすすめです。












